2013/05/27

5月19日(日)初夏のひざしと風薫る安穏朝市でした。次回朝市は6月16日(日)9時~15時です。

親鸞さんのお誕生日5月21日にあわせ、築地本願寺さんでは宗祖降誕会週間。多くの参拝客で賑わいました。

 初出店の“ハンズオン!クッキープロジェクト”さん。障害のある方とプロのシェフやデザイナー、学生、主婦、NPO、会社員等々、クッキーを通じて色んな人が出会い、協働で「福祉作業所の商品開発に取り組んでらっしゃいます。驚くのはクッキーの種類の豊富さ。バターや卵を使ったリッチなものから黒米や三温糖などのヘルシーなものまで、、、。お好みに応じて選ぶ楽しみも。

「採れたて野菜や手作りクッキーいかがですか~!」本願寺正門前で声掛けをしてくださるハンズオン!さん。

 冬の間、雪でお休みだった“南魚沼とちくぼ村”さん。久々のご出店です。まだ雪の下から掘り出してきた雪国山菜、、山ウド、こごみ、わらび、ぜんまい、、、など。山菜の女王と呼ばれている「きのめ」というアケビの芽も。東京では味わえない貴重な山の恵みです。

むしろの上でぜんまいを揉みほぐしながら天日干し。子供の頭をなでるような力加減で、だそう。機械で乾燥したものと、こうやって毎日いい子いい子して干されたものと、どっちが美味しいかって、そりゃこっちでしょ。

 築地は海の近くなので海風でテントが飛ばされることも。とちくぼ村さんのテントは突風でこわれちゃった。でも大丈夫、むしろで日よけをつくり、ガムテープやひもでどうにか骨組をつないで、アーティスティックな室礼になりました。お百姓さんとは百の事が出来る人といいますが、さすがでございます。

 奄美大島の加計呂麻島からマクロビおやつの“つむぎ”さん。以前の出店者さんでその後遠くに移住されたのですが、旅の途中に久々のご出店。卵やバター、牛乳、砂糖を使わず、米飴や甘酒で作ったからだにしみいる滋味深いクッキー色々です。クッキーともども自然体のつむぎさんの自然な暮らしのお話しに耳を傾け南の国に思いをはせる、そんなひと時でした。

 農薬や化学肥料はもちろん有機肥料さえ使わない自然栽培の野菜や乾物、加工品の“May-Jin”さん。種からこだわった自家採種の野菜も。子供の安全を第一に考えるお母さんたちが全国の生産者や生産地を訪ね歩いて見つけた愛情のこもった野菜や商品が揃ってます。

 メキシコから観光でお越しのお客様。一つ一つのお店を丁寧に見ながらお土産を選んでました。お気に入りはMay-Jinさんのほうじ茶。試飲してさっそく大人買い。安穏朝市グッズをお土産に選んでくれるなんてお目が高い!

 草木で染めたシルクやオーガニックコットンの靴下や下着の“Just feel”さん。自分で採集したあかね、ヨモギ、こぶな草、ビワの葉などで染めていて植物の薬効に助けられます。食べるものだけでなく身に着けるものも気にしたい。一度着用するとその気持ちよさに気づきます。

 隣は、瀬戸内で自然農で栽培している柑橘とその柑橘を使った手作りの旬のジャムの“すえざわちはる”さん。今月のジャムは、甘夏、紅甘夏、はるか、レモンの4種類の柑橘づくし。ジャムにあうスコーンもコラボ販売です。毎回お楽しみの空きビンデポジット、今回はちはるさんお手製の玄米パン。嬉しいサプライズです。

 ネパールの貧窮向上を目的のフェアトレードの“チョウタリの家”さん。夏用のジュートで作った帽子やサンダル、かごバックです。どれも手編みだから素朴で味のある風合い。


“ NPO法人小田原食とみどり”さんから、湘南ならではのゴールデンオレンジや柑橘、キウイ、新玉ねぎ。曽我の梅干しや梅ジャム、梅エキスです。

 今日はガールスカウトのこんなかわいいお客様も。ゴールデンオレンジどれだけでもつかみどりだぞ!はりきって袋詰めする子ども達。

 全国から果物や、果物グッズを揃える“ベジフルタウン”さん。今日はソラマメやフルーツトマトなどお野菜が豊富でした。

小田原食とみどりのキウイや柑橘の生産者のトリイさんと、ベジフルタウンの小池さんご夫妻。お揃いで着てらっしゃるのは果物柄のエプロンです。その他マグネット等果物柄のかわいい雑貨が揃ってます。

 歌舞伎座や日本舞踊のお披露目時に収めた手ぬぐいの端物を扱う、手ぬぐい絵師の長谷川
松峰さん。オリジナルの柄がたくさん。

 石川県の輪島のおいしいものを揃える農風守人さん。能登米、手作り餅、揚浜塩田製法の塩の他、今回は新商品、揚浜塩田製法の塩米飴や黒ゴマ塩クッキーなど塩をテーマにした魅力的な商品が初登場。塩も色んな種類があって味見比べができました。塩の奥深い世界がのぞけます。

 手作りベーグルとスコーンのプチマウスさん。今回からオーガニックの粉を使った全粒粉のベーグルが新登場。やはりオーガニックの粉は醗酵や手触りが違うそうです。そんな製作工程の様子を作り手さんから聞けるのも、直売の朝市だからですね。

古来の製法を保ち、その地方で作られたお米を使用する地酒を応援し紹介しています。伝統的な手法で作られたオーガニックビール、ワインなども。一つ一つの商品にストーリーがあるのが楽しい。試飲もたっぷりサービスしてくださいます。

 岩手県の最北端、縄文と雑穀の里、軽米町さんです。たかきび、あわ、ひえ、アマランサス等々、雑穀のおいしい食べ方もあわせて教えてくださいます。

 軽米町さんから、ウド、ウルイ、わらびなどの山菜いろいろ。

 軽米町のみなさんと、小田原食とみどりの生産者とりいさんがおしゃべり中。色んな地方、職業、専門の人達の会話は聞いてるだけで刺激的で楽しいもの。こういう交流が朝市の魅力でもあります。
 “これ持っていきなよ。” 加計呂麻島に帰るつむぎさんに、甘夏を渡してるのは、ジャム職人のちはるさん。ありがとう、秋ごろに又会える気がするよ、その時まで元気でね。

 今日の安穏朝市でのお買い物。南魚沼の栃窪集落から山菜。山ウド、ゼンマイ、山菜の女王と呼ばれている“きのめ”というアケビの 若芽。その他、マクロビクッキー色々、天然リンゴで作ったシードル、自然栽培の大根と切り干し、無農薬のキウ イ、レモン、ゴールデンオレンジ、清見タンゴール、カラマンダリン、祝島のビワで染めた絹靴下、オーガニック小麦粉のベーグル、スコーン、ジャムの空瓶デポジットの玄米パン、コリアンダーの種等々、、、

次回朝市は6月16日(日)9時からです。どうぞ遊びに来てください。

 



2013/05/13

次回朝市は5月19日(日)9時~15時です。



目に青葉爽やかな風と青い空、おでかけ日和の5月。季節の野菜、加工品、手作りパン、お菓子、お茶、暮らしの雑貨など、各地から15店舗程のこだわりの品々が集まります見て、話して、味わって楽しい朝市です。


<初出店>

●ハンズオン!クッキープロジェクト(手づくりクッキー)

・・・障がい者と、プロのシェフやデザイナー、学生、主婦、NPO、会社員など、クッキーを通じていろんな人が出会い、共同で福祉作業所の商品開発に取り組むプロジェクトです。
               <野菜、果物>

●自然栽培のMay-Jin(自然栽培のお米、野菜、乾物、飲物)

・・・農薬や肥料で弱った土を元気によみがえらせ、無農薬無肥料の自然栽培で育てた野菜をお届けします。家庭の食卓から体に優しい食を広げていくことを目指しています。

●セカンドリーグ×NPO法人 小田原食とみどり(柑橘類、キウイ、梅干、梅ジャ)   

・・・小田原の太陽と風と水で育った有機農産物や果物、手作りの加工品です。

●セカンドリーグ×ベジフルタウン(真々田農園さんのトマトなど野菜・果物雑貨(野菜や果物の形、柄の商品))

『野菜とフルーツをもっと身近に!!』をコンセプトに、美味しい野菜とフルーツをお手頃な価格でご提供するとともに、野菜やフルーツをテーマにした雑貨を販売 するショップです。


  <米、穀物、加工品>

  ●伊豆わさびの六十屋(生わさび、海藻)   

・・・中伊豆の清流で栽培したわさびや伊豆の海藻類です。

●岩手県軽米町(山菜、雑穀、ウルイ、野菜、えごま油、えごまかりんとう、原木しいたけ他)   

・・・岩手県北端に位置する雑穀と縄文の地「軽米町」の郷土の品々です。

●すえざわちはる (季節のジャム、自然農法で育った瀬戸内の有機柑橘類)

・・・今月のジャムは、甘夏、紅甘夏、はるか、れもんの4種類のマーマレード。Tipi coffee and sweetsコラボでジャムに合うスコーンも販売します。柑橘類は、今季最後、レモン、甘夏、カラマンダリンです。空き瓶を持ってきてくだされば、手作りパンか焼き菓子と交換します。

●セカンドリーグ×ジャスメック(奄美大島産黒糖、かりんとう、岩手産原木しいたけ、淡路明石海峡産天然わかめ、キビ酢ドレッシング)

・・・全国各地の、添加物を使わないよいものを集めました。

●農風守人(石川県輪島の産物:能登米、手作り餅、揚浜塩田製法の塩、和紙、布ぞうり他)

・・・日本の美しい農村は、日本人の原風景であり、後世に引き継ぐべき大切な資産です。農村で生まれそだったものを食べたり、使ったりすることは、その農村の風景を守ることに繋がります。「風景を食べよう!」を合言葉に、私の好きな農村で育まれた産物をご紹介します。

●みちのくマルシェ(三陸わかめ、無添加とろろ昆布等)

・・・震災前に収穫された被災地商品の販売をしています。数量限定なのでお早目に!

WEB酒販 醗酵くじら 築地出張所(純米酒、オーガニックワイン、オーガニックビール、焼酎、蜂蜜)

・・・米と麹のみで作る純米酒。古来の製法を保ち、その地方で作られたお米を使用する地方の伝統的な地酒を応援し広く紹介しています。ワインもオーガニックや伝統的な製法で作られているものを扱います。“楽しいお酒は人の輪を広げる”をモットーに、お酒のおいしい飲み方や食との関わりなども含めて幅広く活動しています。
●南魚沼とちくぼ村(山菜:山ウド、こごみ、わらび、ぜんまい他)
 ・・・新潟の自然がいっぱい里山から、たくさんの採れたて山菜をお持ちします。


<手作りパン、菓子>

Pt.mouth(プチマウス)(ベーグル・スコーン)

・・・お腹を満たすために大きなお口でいっきに食べてしまうのではなく、小さなおで、少しずつ、コーヒーを飲みながら、本を読みながら、楽しい会話をしながら。。。日常の過ぎていく時間を楽しみながら召し上がっていただくことをコンセプトにしています。

●紬(マクロビスイーツ)   

・・・砂糖、卵、乳製品不使用の丁寧に手作りしたマクロビオティックのおやつやパンです。



<暮らしの雑貨、本、他>

●開拓工房(暮らしの木道具

・・・建築端材、残材などを利用して製作させるオチャメでポップな暮らしの生活木道具。特寸製作も気軽にOK!

Shien Tokyo (カンボジアシルクの衣類・雑貨、アロママッサージ)

・・・カンボジアの手織りシルクを、村の自立支援を目的に買い上げ、日本で作品製作、展示会などを企画開催。現地では、シルクの品質・技術向上のための調査研究・指導を行い、国際平和意識、社会奉仕活動の普及に努めています。

●ジャストフィールド(草木染・オーガニックコットンのくつした、レッグウォーマー、はらまき

・・・手を動かすことが心を動かすという思いで草木染を始めました。瀬戸内海の祝島のビワの葉や自分で採集するヨモギ、あかね、こぶな草などを使い、自分温暖化商品(シルクとオーガニックコットンで作った靴下や下着類)を染めています。

●セカンドリーグ×チョウタリの家ネパールのフェアトレード雑貨

・・・ネパールの貧困生活の向上を願いながら、女性の自立と子供たちが健やかに育つよう、売り上げの一部を支援しています。目玉商品はネパールカレー。香辛料、フェアトレードのヘンプの小物、雑貨などを販売します。

●セカンドリーグ×アトリエさくら桜染めのコットンマフラー・手袋・さくら茶

・・・桜で手染めした優しい色と風合いの品々です。一足先に春を纏ってみませんか?

●ノクターン(太陽光パネル)

・・・“素足からの環境保全”と“太陽の恵みへの感謝”がテーマの太陽光パネルです。

●長谷川松峰(手ぬぐい、反物)

・・・手ぬぐい絵師、染師である松峰さんの手作りオリジナル手ぬぐいです。



2013/05/02

【報告】4月21日(日)大雨、大風、大寒、、でもココロはほんわりあったかの朝市でした。次回は5月19日(日)9時~15時です。

低気圧と寒冷前線の影響か、どしゃ降りに近い雨と2月末の気温という寒さの中、テントも皆で設営するので、朝からびしょ濡れ、寒さで手がかじかみ、靴の中ぐしょぐしょ、テントの中にいても横なぐりの雨。出店数はいつもより少なく12店舗でしたが、ハンデがあるほど燃えるもの。元気に朝市スタートです。
皆、レインコート着用。雨が降るから商品も少ししか並べれないけど、かけ声だけは元気です。お客さん来てくれればいいなぁ。

初出店の“May-Jin”さん。主婦が中心となり安心して食べれる、無肥料、無農薬、自然栽培のお米やお野菜を直接取り寄せ販売されてます。皆さんで実際に生産農家を歩き、作物を味わい、生産者さんとお話しをし、納得がいくものを扱ってらっしゃるので安心安全。野菜だけでなく、ぽんせんや甘酒などの加工品も。初出店が雨にもかかわらず、女性パワーでにこやか、にぎやか、花が咲いたような一角でした。

初出店の“Run-Sada”さん。九州地域で化学肥料、農薬を使わずに栽培した農産物を使用した加工品をセレクトしています。一緒に商品開発もされてるとのことで、ここでしか味わえないオリジナルの商品が並びます。生姜の酒粕漬け、完熟ゆず胡椒、ゆず胡椒いりのバジルソース等。クリームチーズとまぜてクラッカーにのせて食べると、いいおつまみになるんですね。発見。

旬の手作りジャムと瀬戸内中島の柑橘の“すえざわちはる”さん。いつも、素敵な店がまえですが、今日は雨も降ってるし、いさぎよくミニマムデザインで。柑橘5種、右から安生柑、清見タンゴール、はるか、紅甘夏、レモン。どれも30年間近く無肥料、無農薬自然栽培の柑橘です。ジャムももちろんありますよ、安生柑マーマレード、ネーブルとミントのマーマレード他10種類もの柑橘マーマレードです。空き瓶取り換えは、雨の日特別サービス?豆腐とゴマと松の実がはいった滋養たっぷりの手作りスコーン。贅沢だー。雨の効用。

ベーグルとスコーンのプチマウスさん。炊いた玄米をいれて焼いた玄米べーぐるが新登場でした。焼いて食べるとカリッともちってな食感と味わい。研究熱心でいつも新作が楽しみです。

 今日はお客さんが少なくても、出店者さんの中でくるくるまわる自家需要と色々試す商品研究の日だね。これは プチマウスさんのカルピスバターのベーグル×すえざわちはるさんのはるかマーマレード×わさびの六十屋さんのわさび味噌。この組み合わせ、どうですか?

 太陽光パネルのノクターンのさくらいさんが試食でかぶりつく。美味いよ、美味い!これいいんじゃない。まさかの組み合わせで美味しさ発見。これも雨の効用。 このプレミアムベーグルサンド。雨の日サービスで、ベーグルをお買い上げの方に特別サービス♪でした。

石川県輪島の農村に魅せられ、後世に引き継ぐことを願って、輪島のお米やお餅、揚浜塩田製法の塩、和紙、布草履などの産品を扱う若人ユニット“農風守人”さん。訪れる度に撮りためた輪島の集落の美しい風景が並びます。食べたり使うことで風景を守ることができるのなら、どんどん食べて使いたい。様々な支援の形です。

雑穀と縄文の里、岩手県軽米町さん。山菜や野菜、雑穀などたくさんの商品がありますが濡れてしまうので縮小販売。軽米町サポートチームの強力な販売力で、なんとこの雨の中、野菜は完売だそうです。軽米町に何度も訪れ、町のよいところ、美味しいものなど知り尽くしたサポートチームの皆さん、東京近辺におすまいの方ばかりですが、いつも熱心に応援にかけつけて来てらっしゃいます。その地域に住んでいなくてもこんな応援の仕方があるんだなと、いつもそのモチベーションの高さとチームワークに教えられています。

雨でも寒くても関係ない、安穏朝市バンド。太陽が照ってなくても太陽光パネルでご出店のノクターンさん。からからせんべいさんとレインコートを装いながら演奏です。おかげで昼から少し晴れてきたみたい。雨乞いじゃなくてその反対、おひさま乞い、、、?

そんなこんなで朝市が終わるころには雨もやみ、大変だった嵐をくぐりぬけた皆の顔はにこやかでした。そして何より、この雨の中、来てくださったお客様、ありがとうございました。

次回は5月19日(日)。きっと、五月晴れの気持ちのいい一日となるでしょう!!!