2013/02/18

2月17日(日)寒さの中にも春を感じる朝市でした。次回朝市は3月17日(日)9時からです。

朝のうちは冷え冷えでしたが、お昼すぎから柔らかい日差しが差し込むようになりました。最近の寒さで野菜の収穫が今ひとつのよう、しかも降雪で新潟や東北から来るのは大変、ということで出店数も少なく15店舗ほど。ちょっと寂しい冬場ではありますが、考えてみれば寒さで野菜ができず雪で交通が滞るのは当たり前のこと。一年中、どんな野菜も山盛り置いてある状況こそ不自然ですよね。毎月の季節の変化を愉しめる、これも安穏朝市の魅力です。

 新潟市から“産直熊倉組”さん。1年ぶりのご出店。ちょっと恰幅よくなったんじゃな~い?なんて出店者仲間と久々の再会です。雪の中、ぼけの苔玉という春をもって来てくださいました。ぼけって“放花”と書くんですね、いい字だね。曇り空の下で辺り一帯がパッと明るくなり、訪れる人達の顔もほころびます。

 初出店の“宮城物産市場”さん。南三陸産の海産物、むかご、干ずいき、ずんだもち、鳴子温泉のしそ巻、登米の油麩等々、宮城の魅力的な産物が並びます。震災で農地や直売所、家族を失った組合員さんが、宮城県の特産品の販売に方針を定め、出張販売にいらっしゃいました。東京ではなかなか手に入らないものがたくさん。今後も来ていただけること願ってます。

 初出店の“Pt.mouth(プチ・マウス)”さん。おなかを満たすために大きな口で一気に食べてしまうのでなく、小さなお口で、コーヒーを飲みながら、本を読みながら、楽しい会話をしながら召し上がれ、という気持ちがこめられているそうです。カルピスバターやキビ砂糖、沖縄の塩など、こだわりの素材で手作りした色んな種類のベーグルとスコーン。こくのあるリッチな味わいです。

 “セカンドリーグ×小田原食とみどり”さんから、小田原の太陽で育った柑橘とキウイ。みかんの産地は日本中あちこちあるけれど、私は、酸味と清々しい風味の小田原みかんのファン。

“伊豆わさびの六十屋”さんから、生わさびとわさびの茎。わさびの茎はぴりっと辛く、食べ過ぎてしまう冬場のからだをシャンとしてくれます。

 季節の手作りジャムの“すえざわちはる”さん。今月は、今が旬の伊予柑マーマレードといちごキルシュ風味、キウイのラム風味など。ジャムの空き瓶をもっていくと毎回何かのサプライズがあるのは嬉しいのでし。今月は手作りおやつのココア・ワッフル、ハート付き♪

 こだわりの店主がセレクトしたお酒の“WEB酒販 醗酵クジラ”さん。純米酒からオーガニックワイン、ビール、シードル、焼酎とたくさんあってみてるだけでも楽しい。今日のお奨めは、ドイツのサルバトールというビール。今が旬だそうです。トロッと濃く熟成した味わいで滋養もたっぷりな醗酵ドリンク、ドイツでは修道士たちが断食中に飲むビールだとか。飲めない私も即買い。ビール好きの友達にプレゼントしよう。

 岩手県の北端、雑穀と縄文の里“軽米町”さん。早々山菜ウルイが届きました。早速、ゴマだれでいただきましたよ。味覚から春の訪れを感じることができる、これこそ一番の贅沢ですね。。

 今日は、軽米町の雑穀の生産者さんご一行20名が視察にいらっしゃり、賑やかに盛り上げてくださいました。

 “セカンドリーグ×ベジフルタウン”さんから弘前の三上さんのりんご。三上さんのお母さんが昔ながらの栽培方法で減農薬で栽培したりんごです。りんご一日一個で医者知らずと言われる様々な効用に加え、体内に蓄積した放射線物質を排出する働きも強いとのこと。右奥はりんごの木枝で作られた雑貨、おはしやジャムスプーン、バターナイフなど。風合いもステキ、固い木なので、丈夫だそうです。
 “セカンドリーグ×ベジフルタウン”さんかtら、埼玉の真々田農園さんの小メロン。糠漬け、塩漬け、粕漬けなどそんなお漬物も美味しくしあがるそうです。

 石川県輪島の産物“農風守人”さん。美しい農村の風景を次世代に残したいという熱い思いで、輪島の産物を掘り起こして販売につなげる若者集団です。三井町で栽培されたお米、お餅、珠洲の塩や、あごだしなど、海と山の幸です。

 今日の安穏朝市バンド。“ノクターン”さんの太陽光パネルで発電した電気を使って青空ライブです。曇り空だけど十分発電するよ。“からから煎餅”さんのベースと、“ノクターン”さんのケーナと“農風守人”さんのカホン。途中でお客様のハーモニカも参入。音楽は人と人をつなぎます。

 カンボジアシルクの普及を通して、カンボジアの自立支援を行うNPO法人“Shien Tokyo”さん。新商品、シルクでできた下着類。シルクには排毒や整体作用があるので、直接身に着けるのが最も効果的だそうです。これからもインナーのラインナップを増やしていくそう、楽しみです。

 シルクのプチまくら。いい夢みれそう。Peace!

来月の朝市は3月17日(日)9時からです。どうぞ遊びに来てください。







2013/02/13

次回安穏朝市は2月17日(日)9時から15時までです。

立春もすぎ、寒さの中にも、木の芽のふくらみや柔らかな陽射しに春を感じる頃となりました。今月の朝市は、季節の野菜、加工品、手作りパン、お菓子、お茶、暮らしの雑貨など、15店舗程のこだわりの品々が集まります。見て、話して、味わって楽しい安穏朝市、どうぞ遊びに来てください。 

<初出店>
Pt.mouth(プチマウス)(ベーグル・スコーン)
・・・お腹を満たすために大きなお口でいっきに食べてしまうのではなく、小さなお口で、少しずつ、コーヒーを飲みながら、本を読みながら、楽しい会話をしながら、、、日常の過ぎていく時間を楽しみながら召し上がっていただくことをコンセプトにしています。なるべく素材本来の味を楽しんでいただきたく、きび砂糖、沖縄の塩を使用し、卵は一切使っていません。また、スコーン、ベーグルは全て2日間かけて手作りしています。
●宮城物産市場(南三陸産わかめ、昆布、仙台野菜、野菜加工品、鳴子温泉シソ巻、登米産油麩)
・・・震災にて農産物直売所と組合員の家族や農地を失いましたが、宮城の魅力的な特産品を集めてお届けします。

<野菜、果物>
●セカンドリーグ×NPO法人 小田原食とみどり(柑橘類、梅ジャム)  
・・・小田原の太陽と風と水で育った有機農産物や果物、手作りの加工品です。
●セカンドリーグ×ベジフルタウン(真々田農園さんの野菜・果物雑貨(野菜や果物の形、柄の商品))
『野菜とフルーツをもっと身近に!!』をコンセプトに、美味しい野菜とフルーツをお手頃な価格でご提供するとともに、野菜やフルーツをテーマにした雑貨を販売 するショップです。

  <米、穀物、加工品> 
伊豆わさびの六十屋(生わさび、伊豆の海産物加工品他)
  ・・・中伊豆の清流で栽培したわさびや伊豆海で採れたわかめや昆布です。
 岩手県軽米町(雑穀、えごま油、えごまかりんとう、産直野菜他
・・・岩手県北端に位置する雑穀と縄文の地「軽米町」の郷土の品々です。  
●産直熊倉組(コケ玉、亀田縞の生地、季節の地場野菜)
・・・新潟の多彩な食や伝統文化を知っていただきたいと思います。
●すえざわちはる (季節のジャム、自然農法で育った瀬戸内の有機柑橘類)
・・・今月のジャムは、まるごといちごキルシュ風味、いよかんマーマレード、キウイジャムラム酒風味。旬の柑橘は、いよかん、はるみ、レモンです。
●農風守人(石川県輪島の物)
・・・日本の美しい農村は、日本人の原風景であり、後世に引き継ぐべき大切な資産です。農村で生まれそだったものを食べたり、使ったりすることは、その農村の風景を守ることに繋がります。「風景を食べよう!」を合言葉に、私の好きな農村で育まれた産物をご紹介します。
●みちのくマルシェ(三陸わかめ、無添加とろろ昆布等)
・・・震災前に収穫された被災地商品の販売をしています。数量限定なのでお早目に!
●山形からから煎餅(からからせんべい、シソ煎餅、生姜煎餅)
・・・山形庄内地方の郷土菓子、からからせんべいです。
WEB酒販 醗酵くじら 築地出張所(純米酒、オーガニックワイン、オーガニックビール、シードル、麦焼酎、蜂蜜)
・・・米と麹のみで作る純米酒。古来の製法を保ち、その地方で作られたお米を使用する地方の伝統的な地酒を応援し広く紹介しています。ワインもオーガニックや伝統的な製法で作られているものを扱います。“楽しいお酒は人の輪を広げる”をモットーに、お酒のおいしい飲み方や食との関わりなども含めて幅広く活動しています。

<暮らしの雑貨、本、他>
Shien Tokyo (カンボジアシルクの衣類・雑貨)
・・・カンボジアの手織りシルクを、村の自立支援を目的に買い上げ、日本で作品製作、展示会などを企画開催。現地では、シルクの品質・技術向上のための調査研究・指導を行い、国際平和意識、社会奉仕活動の普及に努めています。
●ノクターン(太陽光パネル)
・・・“素足からの環境保全”と“太陽の恵みへの感謝”がテーマの太陽光パネルです。
●長谷川松峰(手ぬぐい、反物)
・・・手ぬぐい絵師、染師である松峰さんの手作りオリジナル手ぬぐいです。