2011/02/15

2月13日(日)安穏朝市より春兆す

冴え返り冴え返りつつ春浅し、雪日の合間にぽっかりと陽気な一日となりました。朝市にならぶお野菜や食品や植物も少しづつ春模様。集う人たちの笑顔ほころび、ゆるりと賑わう朝市でした。
下記、当日の様子のご報告です。


グリーン・バレンタインデイにはこれ。花束や鉢物の“花代”さんのハートホヤ

卵、牛乳、砂糖不使用、マクロビスイーツの“yamna(ヤムナ)”さん。国産小麦、米飴、ドライフルーツで丁寧に作られたお菓子です。りんごとそば粉のスコーン、いちじくのスポンジケーキ、キャロブのマフィンなど、どれもこれも美味しそう。

長野県飯田市から、“空ト風ニ×生活菜園”さんのバターレタス。通常のレタスより葉肉が厚く、バターのように舌にまとわる味とのこと。手巻き寿司風におかずをくるくるまいて食べました。

空ト風ニ×パノコトレーディングさんのオーガニックコットンソックス。色の違いは綿自体の色の違いで無化学染料。その他下着やパジャマ、タオルもあります。食べるものと同様、身につけるものも、心身や環境に優しい自然なものにしていきたいですね。

食べるもの着るものに続いて、毎日使う洗剤や石鹸類も大切に選びたい。“トージバ雑that's”さんから、松の樹液と水だけでつくった万能洗剤「松の力」。天然の除菌、消臭、洗浄効果で食器、洗濯、
掃除、シャンプーなど生活のすべてがこれ1本で賄えます。量り売りなのも嬉しい。

自然や環境への配慮ときたら、“間伐材ウッドチップ舗装協会”さんの、間伐材を利用した消臭材や無濾過木酢液。暮らしのなかで森の息吹を感じることができます。身の回りにあるものを、化学薬品から自然なものにシフトしていきたいものです。

こけ玉や山野草の盆栽の“midorinokaze ”さん。今月からお花が顔見世です。朝市を散策する中でふっと季節の移ろいを感じることができる一角。お部屋のテーブルの上にひとつあるだけでも毎日自然を感じることができます。

ちょっと風邪ひいたかな、と思ったら、すぐ薬をのむ前に、植物に相談してみましょう。野草など自然のもので何でもつくっちゃう魔法使いのような“みつばちバーバ”さん。今月は、干した藍とよもぎで作った枕や南天の木を削った箸、干したアスパラガスやつゆくさ、なた豆、びわの葉など使い方もそれぞれ。ちなみに、藍とよもぎは安眠に、南天の箸は腎臓にいいそうです。

ちょっと疲れたな、と思ったら、ひどくなる前に自分で治したい。福島県からは鍼灸師の池野さん。円皮針という手軽に自分でうてる針を販売しています。からだやつぼの話も楽しく、子供たちもふむふむ。青空教室です。

食、衣、洗剤、治癒ときたら、次には毎日使うエネルギーについても考えたい。太陽光発電の“サン・エナージ”さん。助成金のとりかた、資金計画、施工方法等、個別の相談や細かな依頼にも丁寧に柔軟に応じてくださいます。長期間で考えれば経済的にも断然有利。取り付けるなら大きな業社より顔の見えるところがいいですね。

無農薬、自家採種の“ドレミファーム”さん。早朝雪の中からとってきた葉物はしゃっきり。ちじみほうれんそうやわさび菜、はくさい、大根、菜花などいつも盛りだくさんのお野菜です。

千葉県八千代市から、雑草をぬかず、少ない有機肥料、無農薬で栽培の“ちゃき自然農園”さんの自然薯とはっさくです。

手作りジャム“すえざわちはる”さんから、今が旬、採れたていよかんで作ったマーマレード。季節に応じてジャムの種類が変わるのが、毎回楽しみです。瀬戸内でお父さんが無農薬で栽培した柑橘を、皮も房も汁も余すことなくまるごと使ってジャムにしています。

中伊豆の清流で育った生わさびの“伊豆六十屋”さん。わさびの茎の三杯漬です。しゃきしゃきピリッな刺激と辛味は春の毒だしに効きますね。手作りのわさび漬けも人気。大匙2杯毎日食べると高血圧も薬いらずらしいです。

“セカンドリーグ×奥久慈農園”さんより、切干大根、金ゴマ、お豆、干し芋。乾物や豆類はいつでも重宝。天日で干しているから、自然な甘さでからだがホッとします。

2010フードアクション日本で大賞を受賞された“セカンドリーグ×ヤマキ御用蔵”さん。味噌や醤油で有名ですが、その他大豆製品も豊富。有機栽培大豆の豆乳をベースに仕上げた、豆乳レアチーズケーキ。試食させてもらいましたが、こくがあるけど重くなくとっても美味しい。

両手にたくさんお買いものをしてくださったお客様。手にしているのは“マハラバ文庫”さんの手作り箒ですね。あと“世田谷ファーム”さんの米粉ロールケーキも揃ってお買い上げ。「来月もまた遊びに来ます♪」 はい、お待ちしています!

地元築地のオーガニック八百屋、“ファーマーズマーケット”さんの有機農産物のカット野菜。栃木県小山で有機農業で栽培した野菜をカット野菜にしてイオン水で洗い、真空パックにしました。忙しい時でも、そのままお湯でゆでれば、美味しい温野菜がたっぷり食べれます。さっと調理ができてありがたい。

地元築地の“想いファーム”さん。各地の安全でおいしい食品が並びます。これは岩手県のかぼちゃ。ゆでたものを真空パックにしてあるので、そのままサラダやおかずで食べれます。濃厚で甘くておいしい。ペースト状にしたものは、かぼちゃコロッケやパンプキンパイに。

共生共育の“星槎グループ”さんからハスカップジュース。甘酸っぱさがからだにキュッと効く感じ。

雑穀のまち、岩手県軽米町からアマランサス、ひえ、あわ。お米と一緒に炊いても、お菓子やパンにしてもよし。雑穀のおいしい食べ方も詳しく説明してくださいます。広告の品アビオスは大人気で完売でした。

天然八穀だしで人気の“ライフメイト”さんから、安のん芋。ゆでたものを真空パックなのでそのまま温めればすぐに甘くてほくほくのお芋が食べれます。

“ネイチャーズ・ファイネスト”さんの黒糖かりんとうと黒ゴマかりんとう。食品添加物や酵母エキスなどを使わない子供さんにも安心のお菓子。天然酵母を使った優しい甘さのかりんとうです。
元住吉のコーヒ屋“フォレストコーヒー”さん。朝の境内に挽きたてのコーヒーの香りが漂います。コーヒー豆もその場で焙煎してくれます。

大工さんのつくる暮らしの木道具“開拓工房”さん。建築端材を使っての注文発注に応じてくれます。鉋鑿鋸玄曲墨って書いてありますが何のことかわかります?(かんな・のみ・のこぎり・げんのう・すみ)と書いて、大工道具のことなんですって。

長谷川松峰さんの日本手ぬぐい。歌舞伎座や日舞の舞台の特注手ぬぐいの製作者なので、そのときの端物が反物でよりどりみどり。どれもオリジナルの文様の一点もの。1時間くらい見てる方もいらっしゃいます。


と、こんな感じの2月の朝市。毎月来てくださる馴染みのお客様も増え、「こんにちは」「また、来月ね」という声があちこちで聞かれるようになりました。来月はお彼岸の中日になたる3月21日(月祝)。皆さまのお越しをお待ちしています!


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